自然と共に過ごす、もうひとつの学びのかたち
「旅する木」は、豊かな自然の中で、子どもたちが自分らしく過ごせる時間を大切にしている学びの場です。
ここでは、子どもたちの自ら成長しようとするエネルギーの邪魔をしないために、あえて決まった時間割は作らず、一人一人の今、この瞬間の興味、関心に寄り添うことを大切に、今日一日をどう過ごすのかを子どもたち自身が考え、決めて過ごしています。

対話の中に見えた、“これからの学校”のかたち
今回の相談会には1名の方が参加され、少人数ならではの落ち着いた雰囲気で進行しました。
話題は、近年の学校現場の変化や、他自治体での不登校支援の取り組みへと広がり、参加者とスタッフがそれぞれの立場から意見を交わしました。
「地域のなかに、子どもが安心していられる場所があることの大切さ」
「保護者が孤立せず、つながれる仕組みづくり」
そんなテーマが自然と浮かび上がり、学校・家庭・地域が一緒に考えていくきっかけとなる時間となりました。
おわりに
自然の中で、風の音や鳥の声に耳を傾けながら交わされた穏やかな対話。
「旅する木」での相談会は、あらためて“居場所の力”を感じるひとときとなりました。
今後もつなかんでは、子どもたちや保護者の皆さんが安心して語り合える場を県内各地で続けていきます。
どんな小さな悩みでも構いません。ぜひお気軽に、次の相談会へお越しください。


.webp)